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ごあいさつGreeting

皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は、格別のご高配を承り厚くお礼を申し上げます。

ご好評をいただいておりますCAEPOWERを、今年は、オンラインカンファレス にて開催させていただく運びとなりました。
今年で12回目を迎えるCAEPOWER2020では、ものづくりにおける技術・業務改革を 目指して、「先進技術を磨き、つなぎ、新たな価値を創造する」をキーコンセプト としてユニークな活用事例を紹介いたします。

今年度は、これまでの多くのお客様からのご要望にお応えするため 「マテリアルをデザインする」と「メカニクスをデザインする」の2つのテーマで開催します。 両テーマとも先進技術や最新トレンド情報を提供する場として、皆様の技術開発にご活用 いただきたいと考えております。

当社では、先端材料の技術開発、ナノからマクロまでのマルチスケールソリューション、 そして、複雑化した開発プロセスから生まれるデータの<見える化>に加えて、 新たな価値を創造するための<つながる化>に注力しております。

ご来場頂いた皆様にとって、CAEPOWER2020が少しでも業務にご活用頂ければ幸いに存じます。

多くの皆様のご参加を関係者一同、心よりお待ちしております。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
科学システム本部長 安永 文洋

開催概要Outline

名 称: CAE POWER 2020 ~先進技術を磨き、つなぎ、新たな価値を創造する~
主 催: 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
日 程: LIVE配信:2021年1月14日(木)、1月15日(金)10:00~17:30
オンデマンド配信:2021年1月18日(月)10:00 ~ 1月29日(金)18:00
参加費: 無料(事前登録制)
テーマ: マテリアルデザイン、複合材料ソリューション、金属材料ソリューション、衝撃強度ソリューション、熱流体ソリューション、超音波ソリューション

プログラムProgram

  • 10:00~12:00 【マテリアルデザイン 】
     
    10:00~10:30 

    材料インフォマティクスを活用した蓄電池材料の効率的な最適化と発見
     
    国立大学法人 名古屋工業大学 
    教授 中山 将伸 様

    ここ10年で材料インフォマティクス(MI)の研究・開発が質・量ともに拡大し、また用語そのものも市民権を得るに至った。しかし、既存の材料を置き換えるような新材料の発見が定常的に行われるという状況に至ってはいない。MIを用いた研究開発戦略の質的変換が求められる。講演では、蓄電池材料におけるMIの活用例を述べつつ、新材料発見を目指すアプローチや、実験と連携するインフォマティクスの研究例について紹介する。


     
      10:30~11:00
     
    旭化成におけるMIを活用した材料開発 
     
    旭化成株式会社 研究・開発本部 インフォマティクス推進センター 先端情報技術部
    主幹研究員 武井 祐樹 様

    2011年よりスタートした米国のオバマ政権によるMaterials Genome Initiative(MGI)を発端に、材料開発にAI・機械学習を用いたMaterials Informatics(MI)が日本を含め世界中で注目を集めている。当社でも数年前からMIに関する調査を開始し、現在多くの開発テーマに適用、その効果を検証している。発表では、活用中のMI技術を適用事例を用いながら紹介する。


     
    11:00~11:45

    自動車産業へのICME技術の適用:材料性能向上, 軽量化, 出力密度向上への貢献
     
    QuesTek Innovations LLC, Manager of Business Development, 
    Jeff Grabowski

    ICME(計算材料設計)技術は、テストピースレベルの開発から実装に至るまでの材料開発プロセスを加速させる非常に有効で効率的な技術手法です。
    今回の公演では、ICME技術を用いたQuersTekの新合金開発事例(ケーススタディ)を中心に紹介させていただきます。ケーススタディは、自動車産業向けに、アルミ合金、高強度鋼、3次元積層造形などを取り上げます。
    また、ICME技術自体が、将来どのように自動車産業に貢献していくのかについても、QuesTekの見解を紹介させていただきます。

    ※講演最後に日本語解説を行います。


     
      11:45~12:00
     
    材料開発を加速!計算材料設計サービスの日本展開開始
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    山崎 敏広

    CTCは、計算材料設計技術で世界をリードするQuesTek Innovations LLC(QuesTek社)とQuesTek Japan株式会社を設立し、日本向けの材料開発コンサルティングサービスの提供を開始しました。本サービスでは新規材料開発や既存材料の諸特性(強度や疲労特性、耐食性など)改善、材料コスト削減、プロセスの短縮・簡略化など、お客様のモノづくりのご要望に合わせたサービスを提供します。当日はQuesTek Japanのサービス紹介とQuesTek社の開発実績の一部を紹介します。


     
  • 13:00~15:00 【複合材料ソリューション】
    13:00~13:30

    複合材料成形プロセスCAEの技術紹介
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    今奥 亜希

    航空・宇宙、自動車、スポーツなど様々な分野で利用されている複合材料ですが、使われる用途や環境によって成形プロセスや強化形態が異なります。これらの解析を手間なく手軽に行えるよう、CTCは「CompositesDream」を開発いたしました。本講演では、CompositesDreamを用いて実施した成形プロセス解析の事例をご紹介いたします。


     
    13:30~13:50

    自動車用衝撃吸収部材の開発
     
    帝人株式会社
    能登 大輔 様/中本 大志朗 様

    CFRPは、自動車車体の軽量化に貢献しCO2削減要求が強まる自動車用部材として注目されている。帝人は熱可塑性炭素繊維強化複合材料(CFRTP)のプレス成型で、製造タクトタイム1分の量産技術を確立。CFRTPとして、世界初の量産自動車の構造用パーツとして採用され出荷を開始した。今回は帝人が複合材料の自動車向けパーツ採用事例とその解析事例を報告する。


     
     
    13:50~14:20

    さあ、空を走ろう~空飛ぶクルマの社会実装に向けて~
     
    株式会社 スカイワード・オブ・モビリティーズ
    代表取締役 松橋 雅彦 様

    近年、ドローンや空飛ぶクルマといったモビリティを使って空の利活用を進める動きが活発化してきている。講演者は2017年に有志団体CARTIVATORに参画、専門性(航空機構造設計・解析・機体認証等)を活かしプロボノとして活動を推進、半年後には本格的なその推進を契機として当時所属していた会社から独立、現在は複数プロジェクトのサポートを通じて業界全体の活性化に向けた活動を続けている。講演ではこれら取り組みの概要を紹介する。


     
     
    14:20~14:50

    強化繊維をBeam要素でモデル化した複合材料シミュレーション
     
    株式会社本田技術研究所
    研究員 小林 正俊 様

    繊維強化複合材料は多数の繊維がマトリックス樹脂と混在した状態で部品に適用されている。一方、この材料の機械特性(弾性率など)は、繊維状態(長さ、配向、分散性など)により大きく変化してしまう。この機械特性のシミュレーションにおいては、どのように繊維をモデル化するかが重要となり、いくつかの方法が提案されている。本発表では、不連続な長繊維をBeam要素の連結体としてモデル化した事例を提示し、本方法への期待について触れる。

     
  • 15:30~17:30 【金属材料ソリューション】
     
    15:30~16:00

    materials 4.0 -Industry4.0におけるCALPHADの役割-
     
    Thermo-Calc Software AB
    President and CEO, Anders Engström

    ヨーロッパではIndustry4.0:第四次産業革命というデータや人工知能、機械、通信を統合した産業システムを構築するプロジェクトが推し進められています。このような背景から、産業の基幹である材料開発には、より有効的かつ効率的な設計手法が求められています。Thermo-Calcが提供するデータベースおよびソフトウェアは、CALPHAD法を主体とした計算ソフトです。最近のアップデートでは、材料設計の基本となるプロセス-材料組織-材料特性-材料性能の関連性を見出し、材料開発を加速させる機能も追加されております。本講演では、materials 4.0の背景とともに、材料設計の中心的かつ基本的な役割を果たすThermo-Calcソフトウェアの活用事例を紹介します。

    ※講演最後に日本語解説を行います。


     
     
    16:00~16:20

    DICTRAにおける拡散対の計算事例 および TC-Pythonによる鉄鋼の焼入れ性設計
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    若目田 寛/三戸 康平

    拡散対を始めとする化合物を考慮した計算はDICTRAでエラーになりやすく難しい計算です。この講演ではギブスエネルギーの観点から、計算を安定化させる方法のご紹介をいたします。
    また、TC-Pythonと焼き入れ性を評価できる鉄鋼向けプロパティモデルを活用し、多元系の実用鋼において高い焼き入れ性を実現するための組成を探索した事例を紹介いたします。

     
     
    16:20~16:45

    Thermo-Calc 2021a & Beyond
     
    Thermo-Calc Software AB
    President and CEO, Anders Engström

    合金設計・プロセス設計のためのソフトウェアとして、多くの方々に使用されているThermo-Calcの新バージョンがリリースされます。鉄鋼材料やマグネシウム合金、チタン合金など、種々の合金系向けデータベースのアップデートが実施されました。本講演では、日本で最も多くのユーザ様にお使いいただいている鉄鋼材料向けデータベースのアップデート情報を中心に、更新内容や新機能について紹介いたします。紹介させていただく内容としては、水素を考慮した凝固中の気泡生成に関する計算事例や、溶湯の表面張力といった物性値の計算などを予定しております。


     
     
    16:45~17:10

    MICRESS Software news
     
    ACCESS e.V
    Senior Scientist Georg, J, Schmitz

    MICRESSは熱力学データベースや拡散データベースと連携して実用合金の凝固や固相変態などのミクロスケールの組織変化を予測します。本講演では、MICRESSの最新情報や適用事例などを紹介いたします。


     
     
    17:10~17:30

    組織予測計算ソフトウェアMICRESSの合金組織予測事例
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    瀬川 正仁

    MICRESSでは、データベース情報をもとに様々な合金のプロセスに依存した合金組織の予測が可能です。本講演では、Ni合金の積層造形の組織・濃度分布予測、割れの予測やはんだ合金の金属間化合物相の成長予測、高エントロピー合金の組織・濃度の予測事例などを紹介いたします。


     
  • 10:00~12:00 【衝撃強度ソリューション】
     
    10:00~10:20

    Ansys技術開発及び汎用CAEソフトウェアLS-DYNAにおける最新動向のご紹介
     
    アンシス・ジャパン株式会社
    エンジニアリングマネージャ 一宅 透 様

    Ansys社は今年で創立50周年を迎えました。創立初期のころからマルチフィジックスソリューションを提供してきた我々Ansysの技術も、現在の様々な高度な技術革新に伴い、そのソフトウェア開発への要求も多岐に渡ってきています。本セッションでは、そうした近年のAnsys社の開発動向をご紹介しつつ、新たにAnsysチームとして加わったLS-DYNAについて、その展望につきましてご紹介させて頂きます。


     
     
    10:20~11:00

    LS-DYNAにおける新たな解析分野に繋がる追加機能、およびその他のアップデート
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    早川 尊行

    本セッションでは、電磁場(リチウムイオンバッテリーのモデリング機能)、陰解法、MPP、塑性加工、熱伝導や、Matlab/Simulink等との連携機能、マルチスケール解析に機械学習のアイデアを盛り込んだDMNなど、大きな機能追加から細やかな機能向上までの様々なアップデートを事例を交えてご紹介します。


     
    11:00~11:20

    LS-DYNA R12新機能紹介 粒子法関連について
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    エキスパートエンジニア 津田 徹/東出 紀子

    LS-DYNAにはメッシュレスな手法として、連続体を対象とするSPHや離散粒子を扱うDEMなどの粒子法関連の手法が実装されています。これらの粒子をベースとする手法はFEMに比べ破壊を表現するのに適した特徴を有しています。最近になりSPG法が新たに実装され、更に破壊を伴う分野での利用が期待されています。ここでは、これらの粒子法について、主にSPG法を中心にその概要とR12の新機能について紹介します。


     
    11:20~11:40

    LS-DYNA R12新機能紹介 ICFD・S-ALEについて
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    前里 耕平

    LS-DYNAにおける流体解析機能であるICFDとStructured ALE(S-ALE)に、R12バージョンから追加される新機能を5つ紹介します。ICFDは自由表面の設定の簡略化・軸対称空間や回転する領域など特殊な境界条件・構造と流体の熱伝達係数の設定の3つ、S-ALEはリークの起こりづらい新しい流体構造連成の手法・初期に流体を充填する新しい手法の2つです。


     
     
    11:40~12:00

    LS-DYNA R12新機能紹介 疲労解析について
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    エキスパートエンジニア 津田 徹

    疲労寿命の評価は機器の設計において欠くことのできないものです。LS-DYNAには、今まで、周波数領域における振動解析の手法であるランダム振動解析および周波数応答解析においてのみ疲労寿命の評価が可能でした。これに、R12より新たに時間領域における疲労寿命を評価する機能が実装されました。ここでは、疲労評価手法の概要と使用法について紹介します。

     
  • 13:00~15:00 【熱流体ソリューション】
     
    13:00~13:30

    What's New in Simcenter Flomaster 2020.2
    (Simcenter Flomaster 2020.2最新版の機能紹介と今後)
     
    Siemens Digital Industries Software
    Product Manager
    Alberto Deponti

    In this presentation we will show the new features released in Simcenter Flomaster 2020.2. The development of Simcenter Flomaster 2020.2 focused on enabling digital transformation with a system simulation tool that can be used throughout the entire life cycle of the project to maximise the return on investment. This is achieved by developing advanced physical capabilities to serve customer needs and improved used experience to boost efficiency. In addition to this, digital transformation is enabled by creating an integrated simulation environment that can leverage synergies with different tools.


     
     
    13:30~14:00

    Simcenter Flomaster 二相流解析機能と適用例のご紹介
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    石野 千恵子

    Flomasterには、スチームの二相流解析に対応したVapour Cycle Steam SystemとORC-WHR(オーガニックランキンサイクル排熱回収)やAC(エアコン)など水以外の冷媒に対応したVapour Cycle Systemがあります。本発表では、これらシステムの概要と適用事例についてご紹介します。


     
     
    14:00~14:20

    1DCAEによる圧力脈動と気柱固有振動の解析
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    小山 敦久

    本発表では、配管振動の原因となる圧力脈動と気柱(液柱)固有振動の共振現象を、1DCAEでどのようにシミュレーション、可視化できるかをFlomasterの基本的なデモを交えてご紹介します。
    また圧力脈動の発生源となる往復圧縮機などの代わりにホワイトノイズ加振を与え、配管系における気柱(液柱)の固有振動数を確認する手法についてご紹介します。


     
     
    14:20~14:40

    Use of Hydrodynamic Loads in Pipe Stress Analysis
    (配管熱応力解析ツールにおけるHydrodynamic Loads(流体力)の活用方法)
     
    Engineering services network GmbH
    Managing Director
    Veit Bockemühl

    The presentation will cover the generation of hydraulic loads in Simcenter Flomaster and the later use of these transient forces in stress analysis of industrial piping system.


     
     
    14:40~15:00

    CTCからのFlomaster機能、サービスのご紹介
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    北岡 佳貴

    本発表では、Simcenter Flomasterに実装、または強化された機能について利用方法を含めたご紹介とサービスをご案内します。

     
  • 15:30~17:30 【超音波ソリューション】
     
    15:30~16:30

    超音波探傷の適用拡大に直結する超音波伝搬音場の可視化技術
     
    東北大学
    教授 三原 毅 様

    社会インフラの老朽化の顕在化で重要性を増す非破壊検査技術の中核技術としての超音波法は、構造物の強度保証が可能な唯一の非破壊検査技術としてますます注目され、既存の計測法の限界を超す計測法の改良や開発が常に求められている。この時、既存の計測の音場の正確な把握とそれに基づく改良・開発が不可欠だが、正確な音場の把握は容易ではない。本講演では、超音波探傷の基礎から、現在主に使われる計測分解能の高いパルス波の重要性にも言及しながら、端部エコー法、TOFD法、レーザー超音波、フェーズドアレイ法等について、実験と解析を用いた音場の可視化技術を縦糸に、音場を正確に把握することの重要性を解説する。超音波探傷の初学者にも分かり易く、各計測法の利点と問題点や開発時の方向性についても述べる。


     
     
    16:30~16:50

    細径丸棒の内質検査精度向上を目指した超音波伝搬解析
     
    大同特殊鋼株式会社
    石谷 和典 様

    特殊鋼材料は主に重要部品に用いられることが多く、高い品質保証力が求められている。そのため材料の内質を保証する超音波探傷に対しても、高精度化が期待されている。しかし、丸棒形状の特殊鋼材料を探傷する場合には、材料の曲率に起因した様々な課題がある。
    本公演では、基本的な超音波探傷手法、細径の丸棒形状に対する固有の課題、高精度かつ効率的にシミュレーションを行うための手法などについて紹介する。


     
    16:50~17:20

    ComWAVEの先進超音波解析システムへの進化
     
    伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
    入谷 佳一

    2005年のComWAVE特許取得以来、検査・計測技術者に使いやすく、特に実機をそのまま3次元で解析することに重きを置いて、改良を続けています。近年の解析機能向上、GPU等ハードウェアの性能向上、およびクラウド等ネットワークの性能向上により、さらに高精度・高速な3次元解析が可能となっています。本講演では、これら最新の機能向上について述べ、今後重要なAI等データ分析を含む「先進超音波解析システム」への進化の展望を述べます。

     
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